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2021.10.18
- プレスリリース
不動産投資型クラウドファンディングサービスの「TASUKI TECH FUNDS」 SaaS型による提供開始のお知らせ
~ 自社のサービス運営で培ったノウハウを活用し、不動産業界全体のDX推進 ~
不動産テックを活用した新築投資用IoTレジデンスの企画開発を行う株式会社タスキ(本社:東京都港区、代表取締役社長:柏村 雄、証券コード:2987)は、不動産事業会社に向けて不動産特定共同事業法(以下、不特法)クラウドファンディングシステムのSaaS※1サービス「TASUKI TECH FUNDS」を提供開始いたしましたので、お知らせいたします。
◆ 「TAUKI TECH FUNDS」のSaaS型サービスとは
「TASUKI TECH FUNDS」は、不特法の第一号事業及び電子取引業務の許可に基づく不動産投資型クラウドファンディング(通称:不特法クラウドファンディング)を開始したい不動産事業者向けの、SaaS型のサービスです。当サービスを利用することでクラウドファンディング事業に参入する際に懸念となる、システム構築開発にかかるイニシャルコストやクラウドファンディング機能要件の設計、交付書面、利用約款等の作成、保守、運用などのコストを最小限に抑えることができます。また、当社が許認可申請のサポートおよび業務フローの提供や、当社のノウハウの共有、業務コンサルティング等を行うことで、導入企業はスピーディーな事業開始が可能です。
投資家の口座開設時の本人確認は、WEBブラウザベースで完結できるeKYC※2を導入しており、アウトソーシングによるカスタマーサポート、口座開設時のマイナンバーのシステム管理、口座申込者の審査等※3、運用時のオペレーションをオールインで提供が可能なシステムとなっています。
また、不特法クラウドファンディング以外の購入型、融資型等のクラウドファンディングにも対応できる拡張性を兼ね備えております。
※1 SaaS(Software as a Service)は、ソフトウェアをインターネットを通じて遠隔から利用者に提供する方式。利用者はWebブラウザを用いて事業者の運用するサーバへアクセスし、ソフトウェアを操作・使用する。
※2 eKYC(electronic Know Your Customer)銀行口座や証券口座等を開設するとき等に必要となる「本人確認手続き」をオンラインでおこなうことができる
※3一部オプション機能となります。
◆ サービス提供に至る背景と今後の展望
2017年の不特法の法整備が整えられて以降、市場規模は2018年の21億円から2020年の60億円と3年間で約3倍に拡大※4しております。また、小規模含め不特法許認可かつ電子取引業務をおこなう事業会社数も2021年6月時点で60社※5あり、今後も市場拡大にあわせ、増加していくことが見込まれます。
不特法型クラウドファンディング市場規模の推移
※4 一般社団法人 日本クラウドファンディング協会 クラウドファンディング市場調査報告書(2021年7月9日)
※5 国土交通省 不動産特定共同事業者許可一覧(2021年6月30日)
当社が強みとしているのは、自社で不特法クラウドファンディングを手掛けることで、オペレーションにおけるシステム要件、業務フロー、サポート体制等を社内のシステムエンジニアと業務推進部門が共に取り組んでおり、実務有用性の高いソリューションやツールを創出していることです。
当社では引き続き、不動産オペレーションを熟知しているデジタルプレーヤーとして、クラウドファンディング市場への事業者の参入をサポートし、より多くの個人投資家に不動産投資を身近に感じていただくことで、不動産業界全体のDX化と市場拡大に貢献してまいります。
◆開発中の管理画面イメージ
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◆ 本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社タスキ 広報担当:田嶋
TEL:03-6812-9330 MAIL:ir@tasukicorp.co.jp
◆ 株式会社タスキの会社概要
『タスキで世界をつなぐ』を企業理念に掲げる株式会社タスキは、新築投資用IoTレジデンスの企画開発を中心に、不動産テック領域で事業を展開しています。アナログな商習慣が未だ残る不動産業界をテクノロジーの力で変革し、‟ライフプラットフォーマー”として、人々の豊かな暮らしを実現させていきます。
社名:株式会社タスキ
代表者:代表取締役社長 柏村 雄
URL:https://tasukicorp.co.jp/
本社:東京都港区北青山2-7-9 日昭ビル2F
設立:2013年8月12日
資本金:10億4,964万円